パープルバス釣り発明所ブログ

「今日び（きょうび）の釣りはリョービやね」




ひととき、このＣＭキャッチコピーがプチ流行し、
総合釣りブランドとしてダイワ・シマノ・
マミヤＯＰ（当時のアブ代理店。今のピュアフィッシングみたいなの）。
などと肩を並べたのが電動ドリルや農機具などで
今も健在のＲＹＯＢＩ（リョービ）。




そのリョービが、釣り業界で元気な頃に発売したのがこのザウバー。
下位モデルにアプローズ、上位モデルにイクシオーネ。




その真ん中にはさまれたモデルがザウバーで、
実売価格１万ちょっと。
この当時の釣り人のリアルな選択肢に入るリールでした。
約１０年前の高校３年のお年玉で買いましたね。



ちなみにリョービは会社が潰れたわけではなく、
釣り業界から撤退しただけで、ザウバーやその他リールは
「ケンクラフト」擁する上州屋グループに引き継がれています。




あと、マミヤＯＰも釣り業界じゃないところで元気にやってます。
ゴルフ業界にもいますよ。もしかして昔のオリムピックみたく
ロッドのＯＥＭとかやってないだろうな・・・。
（間違ってたらスイマセンが、確かマミヤＯＰの「ＯＰ」は
オリムピック釣具の事だったはず・・・
カメラメーカーのマミヤと合同会社だったような）








ややアールデコ風というか、オタク的にはガンダム風というべきか。
直線やカドの多いデザインはカッコイイ無骨な印象を与え
デザイン的にも現在のリールとの差異が見られます。
この当時のスピニングは直線を使ってるデザインが多かったですね。



リールフットには「メイド　イン　ジャパン」の文字。
使ってもないのに、文字だけで消費者に
「いい物を買った」と思わせるのは、先人が築いてくれた
モノ作り国家としての誇りを分けてもらったからでしょう。






重さは下巻き入れて２７１ｇ。
ドラグは１周で２４～２５クリックでした。
さすがに年式からしてもロートルですが、
そこは釣り人がカバーしていこう。ベアリングは５個です。




正直、ベアリング洗浄をしても巻きが重くなったままなので
そろそろ引退の時期が近づいております。
だから、今年のスモラバフローター、ファイトシーン動画で
コイツの勇姿を撮れたのは良かったです。



新しい道具って軽いし使いやすいし、
超～～～いいもんだと思いますけど１、２台ぐらいは
中古屋に売らず、たまに懐かしんで使ってやるのも
いいものかもわかりませんよ？




シマノ(SHIMANO) アルテグラ　アドバンス　Ｃ２０００ＨＧＳ

今の同価格帯のスピニング。軽っる！
ＡＲ－Ｃスプールって何！！？
デザインの流行もやっぱだいぶ違うな・・・。



※コイツが活躍した釣行はここから！


※スモラバファイト動画はここから！




↓なかなか勉強になったぞ！って人はランキングクリック！

にほんブログ村